【出張ピアノレッスン】小学3年生から教わった「音やさん」のお話。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子です。

 

 

 

きつつきの商売。

 

 

 

先日のレッスンでのこと。

 

 

 

宿題の曲が無事合格して、順調に次の課題曲「きつつき」に進んだRちゃんに

 

 

 

 

「きつつきって知ってる?」

 

 

 

 

「鳥の仲間だよ」

 

 

 

 

と話しかけると

 

 

 

 

「知ってるよ」

 

 

 

 

「3年生は国語で、”きつつきの商売”を習ってるからね」

 

 

 

 

との答えがかえってきました。

 

 

 

 

 

え、きつつきの商売???

 

 

 

 

 

「きつつきって商売をするの?」

 

 

 

 

 

「どんな商売なの?」

 

 

 

 

 

と尋ねると、Rちゃんは得意そうに

 

 

 

 

音やさんだよ

 

 

 

 

と教えてくれました。

 

 

 

 

 

きつつきは、出来立ての音を、4分音符1つにつき100リルで、森の仲間たちに販売をしているのだそうです。

 

 

 

 

 

なんとも愉快なお話ですね!

 

 

 

 

きつつきの商売

 

 

 

 

 

興味が沸いたので、「きつつきの商売」の指導ポイントについて少し調べてみました。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

音を聞いた動物たちの気持ちを想像して話し合う際には、単に「うれしかった」「楽しかった」だけにとどまらず

 

 

 

 

「〇〇な気持ちだったと思います(主張)。なぜなら◇◇(根拠となる叙述)と書かれているので△△だと思うからです(叙述への解釈・理由)」

 

 

 

 

のように

 

 

 

 

①想像した気持ち

 

 

 

②根拠となる叙述

 

 

 

③そう思う理由

 

 

 

 

の3点を伝え合うことで、言葉への見方や考え方を働かせることができます。

 

 

 

 

 

理由や根拠のない主張では説得力に欠けていることがしばしばあります。そこで、説得力をもたせ論理的な思考力を高めるためには、根拠だけでなく、その部分をどう捉えたのか(解釈)という理由も必要です。

 

 

 

 

 

根拠と理由を主張に加えて伝えることで、筋の通った論理的な主張になるのです。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

なるほど。

 

 

 

 

 

小学校3年生にもなると、こんなにも深くて知的な会話もできるようになるのですね。ならば早速ピアノレッスンにも取り入れてみましょう♬

 

 

 

 

 

海外に住んでいると、国語の力が弱くなってしまうのではと心配する保護者の方が多いです。

 

 

 

 

 

「どうしてここはフォルテなのかな?」

 

 

 

 

 

「スタッカートにすると、どんな雰囲気になる?」

 

 

 

 

 

ただ《譜面にそう書いてあるから、そうする》ではなく、一歩進めて作曲者の心情を一緒に想像したり、目指す音を具体的にイメージして言語化することで、ピアノレッスンはより豊かでアクティブになり、奏でる喜びも増大します。

 

 

 

 

 

同じ曲を弾くのであっても、どのようにして子どもたちの学びを最大限深めていくかは、指導者の力量にかかっています。ですので

 

 

 

 

 

上質の学びを提供するためには常にアップデートをかかさず、たゆまぬ努力を続け、日々研鑽を積んでいかねばなりません。

 

 

 

 

ピアノレッスンを生徒さんと一緒に作り上げていく意識を持つ。

 

 

 

 

当ピアノ教室では、長年の指導経験で学んだ知識をフルに活用しながら、その時に応じて様々なオリジナルのアイデアを駆使したレッスンをしています。一人一人の能力に磨きをかけるために

 

 

 

 

 

一見、ピアノとは関係のないことと思われることに時間を割いたり

 

 

 

 

 

助けてあげたほうが良いのではと感じられることも、あえて1人でやってもらったりもします。なぜなら

 

 

 

 

 

将来に焦点を当てた指導をしているから

 

 

 

 

 

ピアノを習ったことを人生に大いに活かしてもらいたいというのが、当ピアノ教室の開講当時からの一貫した考えです。

 

 

 

 

 

どんな道に進んだとしても、ピアノレッスンを通して学んだことに助けられる場面は、将来必ずあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

今、すぐに完璧にできる必要は全くありません。不安を感じたり焦る必要もありません。

 

 

 

 

 

今はまだ成長の過程。継続して学んでいけば、やがてどんどん伸びていきます。

 

 

 

 

 

年齢は関係ありません。子どもも大人も、です。ですから何も心配いらないのです。

 

 

 

 

次のピアノレッスンで。

 

 

 

 

「きつつき」を弾くRちゃんに質問してみたいことが2つあります。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①きつつきは、どうして「音やさん」を開いたのかな?

 

 

 

 

②100リルって高い、安い?

 

 

 

 

 

きっとRちゃんは、じっくりと考えた後、独自の視点からユニークな答えを返してくれるでしょう。則子せんせーの意見も伝えて、お互いに意見交換をしたいと思います。楽しみ♬

 

 

 

 

 

お気に入りに囲まれてレッスンができるのも、おうちでの出張ピアノレッスンの良さのひとつ。スパイファミリーのアーニャのクリップは日本で調達してきたのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大好きがそばにあると、練習にも俄然、気合が入るね!

 

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて31年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。
 
 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
 
 

 
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当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 

 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 

 

 

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