こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
【もうすぐ6歳】
指のフォームがバッチリ決まった!
カンタンに思えるかも知れませんが、幼い子どもにとって、1本の指だけでピアノの鍵盤を押す、それも「レッスンで教わった通りの正しいフォーム」をキープしながら、間違えずに曲を弾くことは、実はと〜っても難しい。
すぐにできることを期待しても、初めからパッと、すんなりできる子など1人もいません。
だから、本人も周りの人たちにも、根気が必要。
才能うんぬんは関係ありません。
ピアノを弾くときの適切なフォームを身につける練習は、おはしの持ち方やえんぴつの持ち方を練習するのと似ています。
ピアノを習って半年が過ぎたSくん。
先週のレッスンで出された課題を、自分なりに努力したことが、指先を見た瞬間から伝わってきました。
頑張っていることは、パッと見ればすぐにわかるんだよ!
生徒さんみんなにずっと伝えて続けていることがあります。
出張ピアノレッスン先で、毎日必ず、どこかで誰かしらに同じことを伝えるシーンがありますが
何100回も、何1000回も飽きずに、これからも言いますよ♬
5回やってダメならば、10回、20回、30回とやればいい。
ただし
前回からの学びがないまま
改善や工夫がなく
何も考えずに同じことを繰り返すのはNG
すぐにできたからすごい
何回もやらないとできないからダメ
ではありませんよ。
最終的にできれば、それでいい。
唯一、ダメなことは
やりかけたことを途中で投げ出したり、諦めること
大人もこどもも一緒。
これって、おそらく、ピアノ以外のことでも共通ですよね。
発表会が目前に迫り、当ピアノ教室では少しずつ緊張感が高まってきました。
この時期の、子どもレッスンで、特に大切にしているのは笑うこと。
気持ちがほぐれれば余裕も生まれて、本音で腹を割って、気持ちを打ち明けてくれるようになります。
❤︎こんなとき、どうしたらいい?
❤︎これでいいの?
生徒さんたちの気持ちに寄り添って、一つ一つの質問に丁寧に答え、心の中に自信を積み上げていくのも、先生の役目の一つ。
子どもは子どもなりに緊張しています。周りの空気を察して、ちゃーんと「発表会」を自覚しているのです。
隠したがるお子さんが多いですけどね。プライドかな。
発表会で子どもたちが目指しているゴールはとてもシンプルかつ純粋。
おうちの人に、いいところを見せたい!
たくさんほめてほしい!
発表会までのカウントダウンに入った今の時期、小さな胸の中は不安5割、期待5割、と言ったところでしょうか。
そこからすこ〜しずつ慎重に期待9割、不安1割に感情の割合を変化させるように働きかけ、さらに自信も上乗せして、120%で本番を迎えるメンタルを徐々に確立させていくのが、指導者としての腕の見せ所でもありますが
やはり、過去を振り返ってみて、経験に勝るものはないなぁと、改めて実感する日々です。
ご家庭でのピアノ練習での「見守り」が、いつの間にか「見張り」になっていませんか?
最近、思い切り笑ってますか?
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。