こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日も、昨日に続いて大人レッスンの出張先での話題ですが
今日のエピソードはピアノに関してではありません。
昨日の午後1番、当ピアノ教室でピアノを習い始めて足かけ6年目のSさん(60代女性)のお宅に伺うと、ヒソヒソ声で、とびっきり心ときめく【あること】を打ち明けてくださいました。
実は。。。で始まったSさんの告白とは何だったのでしょう??
みなさん、ご覧ください!
写真中央に鳥がいるのがわかりますか?
この鳥はいま、たまごをあたためています!!
Sさんのレッスンは隔週なのですが、前回のレッスンは、Sさんに海外出張のお仕事が入り、お休みになったため(Sさんは、同時通訳のお仕事の超ベテランでおられます)お宅に伺うのは約1か月ぶりでした。
その間、Sさんのお宅のベランダに何回も、つがいの鳥の【偵察隊】が訪れ、「ここなら安全」「ここなら快適」と確信したらしく
1週間前からせっせと巣作りが始まり、2日ほど前には、遂に、たまごを産んだのだそうです!
実は、驚くべきことに、Sさんのお宅のベランダに鳥が巣を作ったのは、これが初めてではありません。
Sさんには、過去にも2度、もっと小さな、ひばりサイズの鳥がベランダの一角に巣を作ったときにも、一部始終を温かく見守り続け、雛鳥が立派に親元から巣立っていくのを見届けた【実績】がおありです。
その時も私は毎回、レッスンのたびにワクワク興奮しながら鳥さんファミリーの日常のエピソードを聞き、無事にヒナが巣立っていったあとのレッスンでは、安心感と同時に心にポッカリと穴が空いたような気分を味わいました。
さぁ、3回目となる今回は、どんなストーリーが待ち受けているでしょう。
あぁ、どんなかわいいヒナがうまれるのでしょう。
どんな声で鳴くのかな?
Sさんの美しいピアノの音色が鳴り響くベランダですから、子育て(ヒナ育て?)にこんな贅沢な環境はありませんよね?!
しばらくすると、たまごは無事に孵化し、ヒナは元気に育ち、やがて大空へと飛び立ってゆくのでしょう。
Sさんは現在、指のトレーニングのクラマー=ビユーローと、バッハのシンフォニア、韓流ドラマの主題歌である「兄のためのうた」を練習中です。
「兄のためのうた」は、もともとのオリジナルもピアノ曲ですが、後半のクライマックスのサビの再現部では「映え」を意識して、派手なトレモロを入れたり、和音を厚くしたりと【手を加える作業】をしています。
エレクトーンを習っておられたご経験のあるSさんなので、アレンジの指導をするときも、コードネームで話がポンポンと通じちゃいます♬
自らも積極的にアイデアを出したり、希望の響きのイメージを伝えてくださるので、レッスンはいつも活気に満ちあふれています。
そんなSさんですが、2022年の今年は、初めて、発表会で演奏する覚悟を決めてくださいました。
長く続いた規制がようやく緩和され、人前で演奏してみたい気持ちが芽生えたのだそうです。嬉しい!!!!!
鳥が巣を作る家は、幸運が訪れると昔から言われています。
Sさん、鳥たちのお墨付きを得ましたね!
初めてのピアノ発表会の演奏は大成功間違いなし。練習は幸先のよいスタートを切りました!
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。