こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

今日の投稿は、昨日7月22日、今月8日に亡くなった安倍晋三元首相の「国葬」を9月27日に日本武道館(東京都千代田区)で行うことが閣議決定されたことを受けての内容になります。

 

 

 

突如として起こった痛ましい出来事から2週間が過ぎ、やるせなさは募る一方ですが

 

 

 

ピアノを愛する仲間の一人として追悼の意を込めて、本日は、安倍晋三元首相の公式YouTubeより「花は咲く」のピアノ演奏を、みなさまにお届けしたいと思います。

 

 

 

年少時にピアノを習っていて、長年のブランクを経てピアノを奏でる世界に舞い戻ってこられたという、安倍元首相の演奏から私が感じ取ったイメージは「平(たいら)」です。

 

 

 

 

決して流暢な演奏ではなく、指の動きも、どちらかといえばたどたどしいのですが、だからこそ透けて見える「素のままの姿」が感じ取れる演奏に私は胸を打たれました。

 

 

 

 

演奏をビデオ撮影をしているときは誰でも大変緊張します。一定のテンポで弾くことは、素人にとって(プロでも)とても難しいものですが、安倍元首相の演奏には焦りがなく、伸びやかさすら感じます。

 

 

 

 

また、この曲は繰り返しが多いのも特徴ですが、最初よりも後半になるに従って集中が切れ、小さなミスを犯しやすくなるのが一般的なのに対し、安倍元首相は、全ての箇所を、同じように丁寧に扱い、指先に神経を込めて演奏しているのがわかります。

 

 

 

 

これは、ポーズでは決してできることではありません。

 

 

 

 

長きにわたり国をリードする人は、やはり人としてのスケールが桁違いなのだなぁと、動画を何回も再生しながら深く納得した則子せんせーです。

 

 

 

 

プロの視点から見ると、とても魅力的な、深みのあるピアノ演奏ですよ。お人柄が偲ばれます。

 

 

 

 

みなさんは、どうお感じになるでしょうか?

 

 

 

 

どうぞ安らかに。

安倍晋三元首相のご冥福を、心よりお祈りいたします。

 

 

 

 

※あべ晋三チャンネルより