シンガポールの出張ピアノ教室/インフルエンザなどに罹患した場合の当教室の対応について。

こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。

 

 

今日は、昨日の続編です。

 

 

昨日の記事はこちら。

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/コロナ前に生徒さん達に人気だった〇〇を9月から再導入します！

 

 

つい数日前ニュースを観ていると、日本国内では「熱の出ないコロナ」の患者が急増しているので用心するようにと報じていました。

 

 

 

シンガポールではどうなのでしょうね….

 

 

 

もともと体力のある健康な人は軽く済んで問題がなくても、持病があったり高齢の方は重症化するリスクが高いですから油断できません。

 

 

 

大切な用事を控えている人に知らずに移してしまっても一大事です。

 

 

 

「咳が出るけれど熱がないから大丈夫」などと過信したり、自分に都合よく自己判断をせずに、体調に異変を感じたら速やかに医師の診断を受けて検査をしなくてはと改めて思いました。

 

 

 

さて、では早速、本日の本題に入りましょう。

 

 

 

今日は、体調不良のときの当ピアノ教室の対応についてのお話です。

 

 

 

当ピアノ教室では学校の規定と同じく、ウィルス性の感染症にかかった生徒さんは、大変申し訳ないのですが、症状の程度にかかわらず必ずお休みしていただくことと決めており、全ての生徒さんに対して対応を統一しています。(お約束ごとですので、一切の交渉、ご相談には応じることができません)

 

 

 
感染症は

 

 

新型コロナ肺炎

インフルエンザ

百日咳

風疹はしか

おたふくかぜ

風疹

水ぼうそう

結核

ヘルパンギーナ

手足口病

溶連菌

マイコプラズマ感染症

 

 

などです。
 

 

 

登校、登園禁止の期間中は、レッスンをお休みしてください。

 

 

 

以前、風疹で幼稚園を早退してきて自宅待機の診断が出ていた生徒さんがおられ、事情を知らされないまま自宅に伺うと、ピアノのお部屋に入るなり、突然お母様から

 

 

 
「風疹だけど本人は元気だから～」

 

 

 

「ピアノやりたいっていうので」

 

 

 

「がんばれるっていうので」

 

 

 

とお申し出があり、びっくりして立ちすくんでしまいました…

 

 

 

 
ダメです！


 

 

その日のレッスンはお休みにしていただきました。お約束ごとは事前にお伝えしてご了承済みです。

 

 

 

 

この時は、次の生徒さんのお母さんが妊娠中だったこともあり、青くなりました😭

 

 

 

 

すっかり動揺してしまい、すぐに次のレッスン先にその旨をご連絡して「今日は”私の都合で”と言うことにして、お休みにしていただけますでしょうか」

 

 

 

 

と申し出たところ、「先生、大丈夫ですよ」と明るくおっしゃってくださったので(第4子の出産です)お言葉に甘えて通常通りレッスンに伺い、ことなきを得ましたが、不可抗力とはいえ申し訳なさで胸が張り裂けそうな思いをしました。

 

 

 

 

ウィルス性の疾患でないことが確定し、学校にも普段通りに通っている、でも通常のレッスンの長さは少し辛いかも…でもレッスンを受けたい！

 

 

 

 

ということであれば必ず前もってお申し出ください。ご家族が体調不良で療養中の時も同様です。こちらも様々な事態に備え、万全の対策を講じてレッスンに伺い、リトルピアニストのやる気に全力で応えます。
 

 

 

 

ご連絡のあり、なしで、心持ちが全く違うのですよ。

 

 

 

普段通り、ご家族全員の健康状態に問題がないのだと何も疑わず、100%信じて、ご自宅に伺っているわけですから。

 

 

 

もし、体調不良のご連絡が事前にない場合は、すでに出向いている場合でも、状況によって、その日のレッスンを見合わせることがございます。どうかご了承ください。

 

 

 

私も生身の人間ですので

 

 

 

移動中に急に具合が悪くなることだってあるかもしれないのですが悲しいかな、その辺りの感覚がスッポリ抜けている方が時折おられるのも事実なんですね….

 

 

 

幼稚園の先生や音楽教室に所属している講師さんたちと、立場を混同しているケースもあります。

 

 

 

それも含めて(子供から病気をうつされることも)職業柄止むを得ないのではないか、病気で休んでもその分の収入は保証されているだろうというのが、そのような方々の主張なのですが 、事実は違います。

 

 

 

私たち個人事業主と企業に属している先生方とは、雇用形態が全く異なるという知識そのものが欠けている方も多いので、念のため、お伝えしておきますね。

 

 

 

当ピアノ教室は個人経営のピアノ教室です。事務処理などの業務を含め、全てを1人で取り仕切り、まとめています。代わりの先生はおりません。

 

 

 

もし発表会の当日に私が体調を崩せば、会の開催自体が不可能になりますので、やむなくキャンセルするしかありません。

 

 

 

もちろん保証はありませんので、その分の損害は全て自分で被ることになりますが、ここで強調したいのは

 

 

 

失ったお金は働けば戻ってきますが、失った信頼は2度と取り戻すことができないということ。

 

 

 

ですから常に体調管理に関しては行きすぎるくらい徹底し、責任を持つことを自分に課し、習慣化しています。

 

 

 

心の健康もしかり。

 

 

 

当ピアノ教室は、これからも、みなさんのご協力のもと、気持ちよく安全に、自宅でレッスンを受けられる出張ピアノ教室として、これまで築き上げてきた信頼を守り抜いていくための努力を継続してまいります。

 

 

 

自分の主張を無理に押し通す前に、目の前にいない相手(他の生徒さん、ご家族)へも気配りや思いやりの心を自発的に持てることが、目に見えない音という存在への感性を養い、磨きをかける心にも通じるというのが、音楽家として、ピアノ指導者としての私個人の考えです。

 

 

 

どうかご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

◆おまけ◆

 

 

 

一時帰国からちょうど今日で１週間。朝6時過ぎにはもう、こんなに陽が高くて、かなり蒸し暑いです😆

 

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。