フュージョン音楽って知ってますか?/シンガポールの出張ピアノ教室。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

今日は音楽のジャンルについてのお話です。

 

みなさんはフュージョンという言葉を知っていますか?

 

フュージョンとは本来

 

 

融合、溶解、一体化、融合物

 

 

といった意味です。

 

 

フュージョン音楽とは、ジャズを起点にロックやラテン、クラッシックなど異なるジャンルの音楽の要素を融合させた音楽の総称で

 

 

1970年後半から80年代初頭に誕生しました。

 

 

料理の世界にもフュージョンは存在するので聞いたことがある方もおられるのではないでしょうか。「和風フレンチ」や「中華イタリアン」などと呼ばれるものです。

 

 

身近な食べ物だと、カレーうどんもフュージョンでしょうか😃

 

 

うどんにも、讃岐うどんや稲庭うどんなどの種類があるように、ジャズと一口に言ってもにスウィング・ジャズ、モダン・ジャズ、ボサ・ジャズ、フリー・ジャズ、アシッド・ジャズ、スムース・ジャズなど、いろいろな種類があり、バライティー豊かです。

 

 

フュージョンは、いくつかの音楽がまさに融合してできたもの。ジャズを主体として、同じアメリカ生まれで兄弟のような「ソウル」、アメリカ生まれのイギリス育ちの「ロック」、南米生まれの「ラテン」などがミックスされて構成されていますが

 

 

たくさんの要素が混じり合い、都会的で洗練された響きが特徴です。

 

 

さて、ここまでのお話で、フュージョン音楽は、ジャズから派生した音楽で、他のジャンルの音楽の影響を受けながら徐々に発展してきたものだということは、お分かりいただけたかと思いますが

 

 

フュージョン音楽は、ジャンルとして確立するに至るまでに長い歴史がありました。

 

 

 

フュージョンと言う言葉は70年代後半から、80年代に入って使われるようになった言葉だということは先ほど説明しましたが

 

 

 

それ以前、70年代の後半くらいまでは今でいうフュージョン音楽は「クロスオーヴァー」と呼ばれていた時期があり、元をたどれば「ジャズ・ロック」であり、それらは60年代中盤からすでに存在していました。

 

 

 

1980年代に入り、フュージョン音楽というジャンルを世の中に浸透させたグループはいくつかありますが、日本で最も知名度が高く、爆発的ヒットを飛ばしたのは何といっても

 

 

 

シャカタク

 

 

でしょう。

 

 

1982年にリリースされた「ナイトバーズ」や「インビテーション」は、当時、街のあちこちで流れていて、ヤマハ音楽院生だった則子せんせーは、ピアノソロのアドリブの完コピ目指して、せっせと練習に励んだものです。(おそらく今でも譜面なしで弾けます😆)
 

 

 

今日、なぜフュージョン音楽のお話をしたかというと、最近の昭和レトロブームの流れでフュージョン音楽が再び脚光を浴び、特に流行に敏感なZ世代の若者たちが、フュージョンを好んで聴いており、そのトレンドを興味深く感じているからです。

 

 

 

以前も投稿しましたが、日本のフュージョンは、この10年ほどの間に海外でCITY POPとしてジャンルを確立し、レコードは年々入手が困難になっているほどなんですよ。

 

 

 

シンガポールのピアノの先生が解説/40年前の昭和ポップ「真夜中のドア〜Stay With Me」ヒットの裏側。

 

 

 

タワーレコードも、こんな発信をしていますね。

 

 

 

日本のフュージョンがなぜ海外で人気に? 高中正義、菊池ひみこ、カシオペアらの再燃とシティポップに続くリバイバルを解説。

 

 

 

1980年代の昭和アイドルの曲にもフュージョンのエッセンスが散りばめられています。

 

 

 

少し前にエレクトーンSTAGEAの演奏動画をアップした、松田聖子さんの「時間の国のアリス」も、当時流行のリズムパターンそのもの。

 

 

この曲のリリースは1984年で、まさに日本国内におけるフュージョン音楽の黎明期です。

 

 

 

作詞、作曲したのは日本のニューミュージック界の女王として、常に時代の先端を走っている、松任谷由美さんです。(楽曲提供の時はペンネーム「呉田軽穂」を使用するのがお約束)

 

 

 

「時間の国のアリス」のリズムは頭の中に16分音符を刻み、一拍を常に4分割して感じていないと「食うリズム」が甘くなり、キレが失われてしまうので油断できません💦

(この感覚、伝わりますか?)

 

 

 

実は先週、明美先生が、NoA Projectバージョンの「時間の国のアリス」を新しく編集してくれました✨

 

 

 

可愛いキラキラ模様とともに、フュージョン特有の、休符を活かしたリズムを刻む左手やベースの裏拍、ハイハットのシンコペーションなどにも注目してご視聴いただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。

 

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当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

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