こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
Rちゃんの「エリーゼのために」の練習は順調に進み、いよいよ後半の「土砂降りシーン」に突入しました!
前回の練習の様子はこちら。
「土砂降りシーン」とは、私が勝手に名付けた、左手を「ララララララ」と連打する「激しい」部分です。
それまでの優雅で伸びやかな曲奏とはガラッと変わり、ここから先は、この曲最大の山場である下降のクロマティックスケールまで緊張感がずっと続きます。
この部分は、弾き方によって、仕上がりのクオリティが大きく分かれるところ。
弾く人によって
まるで違う曲みたい
に聞こえてしまうこともあるのですよ。だからプロとして軽く扱うことなどできません。
聞く人が聞けば、見る人が見れば、一発で、どんなふうに教わったのか手に取るようにわかる、いわば「指導者のお手並み拝見」的なパートはここ。
よく知られている有名なメインテーマの部分ではないのです。意外でしたか?
なめらかに弾くには指使いが重要。
もちろん、この場所は、生徒さん自身の演奏力や理解力などのみならず、物事への取り組み方の本質が透けて見える場所でもあるので、当ピアノ教室では「エリーゼのために」の指導のとき、このパートをことさら大切に扱い、時間をかけて指導をします。
そして、その理由を生徒さん、お家の方にも説明をすることも忘れずに。
大切なことを大切だとわかることも大切ですよね!
生徒さんに寄り添うことはもちろん、時には手を引いて引っ張っていく、頼りがいのある先生でいたいなぁと思います。
そのためにたくさん自分も勉強しますし魅力的でいたい。
そして生徒さんとはもれなく仲良し、ご家族とも絆♡
Rちゃん、よく頑張ったね!次のレッスンも期待してるよ。
ピアノに限ったことではなく
上達するための努力を喜ぶことができる
これって最強だと思いませんか?
本人は努力しているという意識はないと思うけれど。だから恐れるものなど何もない。だから実力が発揮できて結果も出せるというもの。そう、すべてはつながっているのです。
自分の持つすべてを、惜しみなく一つのことにつぎこむことができるのも才能の一つなのだと、生徒さんたちを見ていて日々実感しています。
ピアノの先生の立場として「弾ける子」を育て上げることができれば、世間的には及第点がもらえるのかもしれない。だけど私はさらに高みを目指して
「愛される子」
「愛を届けられる子」
に育ってほしいと願いを込めて一人一人に惜しみない愛情を注いでいます。
だってみんな
せっかくピアノを習ってるんだもの♬
音楽の力を全力で伝えいくことが私の使命です。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。