こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 

 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。

 

 

 
プロフィール
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。

 

 

 
指導方針
 

 

ピアノレッスンコース
 

 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 

 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
 
Q&Aシリーズ⑩先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

今日は、3年前のちょうど今頃、ストリートピアノの特集をしていたテレビ番組を観た後にFacebookに投稿した文章と写真をシェアさせてください。

 

 

 

 

この文章を書いたのは、2019年5月5日。奇しくも、この数ヶ月後に、世界はガラリと一変したのでした。

 

 

 

 

全く想像すらしていなかった現実にとまどいながらも、怒涛のような流れの中、自分の立場から音楽のチカラを届けるべく、全力で日々奮闘し、気がつけば2年以上の月日が経ちましたが

 

 

 

 

 

画面の中の、ストリートピアノを楽しむ人たちの生き生きとした表情に、新しい時代の到来を予感して感動したあの日の夜の出来事が、まるで昨日のことのように思い出されます。

 

 

 

 

 

一文一句を読み返しながら、再び自身の使命に思いを馳せている週末です。

 

 

 

 

 

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国内より一足先に放送された「駅ピアノ」ロンドン編Vol.1を昨夜観た。

 

 

 

 

 

ちょうど、その数時間前。

 

 

 

 

 

初対面の人に、それを伝える必要があり、自分は鍵盤弾きだと、やや遠慮がちに伝えたところ、私の半分くらいの年齢の青年は、急に表情を輝かせてこう話してくれた。

 

 

 

 

 

「ボク、音楽って言葉だと思うんです。知らない同士でも、たとえ違う国の人同士でも、楽器弾いたらいきなり仲良くなれる。

 

 

 

 

そういう瞬間を目の当たりにしたことがあるんです!」

 

 

 

 

 

びっくりした。嬉しかった。
同じことを、私はいつも思っているから。

 

 

 

 

 

人を蹴落として
人と競い合って
今まで生きてきたんだろう。

 

 

 

 

 

ひと昔前は、そう無条件に決めつけられることがよくあった。

 

 

 

 

 

状況に関係なく突然、些細な事で対抗心を燃やされたり。

 

 

 

 

 

すごいわね、と言いながら
やんわりと、気がついたら
はぶかれていたことも
一度や二度ではなかった。

 

 

 

 

一人歩きするイメージってこわいね。

 

 

 

 

ピアノ弾いてます。
そう言っただけで
ガラリと印象が変わるんだ。
どうして?

 

 

 

 

誰かより秀でたいとか
賞賛を浴びたいとか

 

 

 

 

 

優越感に浸りたいわけでも
褒められたいわけでも
目立ちたいわけでもない。

 

 

 

 

 

ただ、もっと極めていきたい。
思いをより、きちんと伝えたいから。

 

 

 

 

 

もっと研ぎ澄まされたい。
もっと透明に。
もっと純粋に。
音に想いをしっかり重ねられるように。

 

 

 

 

想いはそれだけ。
誰かとの勝ち負けじゃないよ。
もちろん、それは自分自身に対しても同じ。

 

 

 

 

 

音楽のチカラを信頼して、コツコツ積み重ねていく。

 

 

 

 

今までも、これからも。

 

 

 

 

 

 

ああ、世界は変わっている
夢みた方向へ向かってると
映像を観ながら、感動で号泣した。

 

 

 

 

 

音楽は言葉を超えた言葉。

 

 

 

 

見えなくて、形がなくて、触れられない。

 

 

 

 

おぼろげで、はかない存在だからこそ、精妙で尊い。

 

 

 

 

 

言葉のように誰かを傷つけたりすることもなく
嘘、偽り、誤魔化しができない。

 

 

 

 

 

これからはますます、音楽の持つ、その本質が明らかになり、ダイレクトに音楽の力を実感できる時代になるのでしょう。

 

 

 

 

 

改めて襟を正す思いで、背筋が伸びた瞬間でした。

 

 

 

 

 

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