変わり続けるfairy wish creation の発表会、その理由 / 思いつきではないプロデュースの力の源とは。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越則子です。

 

当ピアノ教室では10月19日に第29回目の発表会をおえたばかり。

 

 

あれから早くも約1ヶ月が経とうとしています。

 

毎年、発表会が近づくたびに、生徒さんのご家庭の空気が少しずつ変わっていきます。

 

ワクワクと緊張が混ざった瞳。

 

弾けるような笑顔。

 

ご両親の温かな応援ムード。

 

そんな雰囲気に触れるたびに私は自分自身に誓います。

 

「今年も、この “特別な一日” を必ず最高の形でおさめる」

 

と。

 

その思いを果たすために、私の発表会づくりはいつもずっとずっと前から静かに始まります。

 

「アイデア」と「思いつき」は、似ているようでまったく違います。

 

発表会の説明をしていると、保護者の方々からよく

 

「則子先生は、どうして毎年こんなに新しい企画が、どんどん浮かぶんですか?」

 

と聞かれるのですが

 

実は—

 

私は“思いつき”では動きません。

 

そして、かなり慎重なタイプ。

 

常に「もしも」を想定しながら動いており、日頃の指導においても、さまざまなリスクヘッジを講じています

 

リスクヘッジとは、将来起こりうるリスク(危険や損失)を事前に予測し、その影響を最小限に抑えるための対策を立てておくことを指します。

 

思いつきは、ふわっと湧いて、すぐ消えていく、気まぐれで、かつ無責任なもので、周りを振り回すこともある、ときに厄介なもの。

 

一方で、アイデアは

 

一人一人の成長のために、責任を持って、じっくりと育てていくものです。

 

根っこに「目的」「願い」があって、そこから少しずつ枝葉を伸ばしていく。

 

そうして初めて、形になるのです。

 

そして、こうした企画力は特別なときだけ発揮されるものではなく

 

日々のレッスンでの観察分析改善の積み重ねによって、地道に育ててきたもの

 

その確かな土台があるからこそ、毎年“進化した発表会”をご提供できるのです。

 

則子先生の次の発表会の準備は、静かに始まっています。

 

fairy wish creation の発表会は、感情や感性や雰囲気に頼った“勢いまかせのイベント”ではありません。

 

✅一人一人の成長をどんな角度で照らしたいか

 

✅どんな“変化”を保護者の心に届けたいか

 

✅挑戦が無理なく力を発揮できる構成になっているか

 

✅会場の空気感、照明、導線の安全性

 

✅会場のお客様の視線の流れ

 

こうしたすべてを踏まえて、構想検証調整を、幾度となく繰り返します。

 

当日を迎える頃には

 

演奏者が輝くためのお膳立てはすでに整っている

 

状態。

 

だからこそ、その安心が、あの

 

落ち着いた表情での堂々たる演奏

 

を生み出すのです。

 

思いつき任せでは、子どもたちやおうちの方の負担になるだけ。

 

ノリで決めた企画は、一見“楽しそう”に見えても、実はとても脆弱で、子どもたちやおうちの方に、余計な負担を強いてしまう危険があります。

 

たとえば

 

準備が急造になったり

 

間際で想定外のことが発生して、バタバタ焦ってしまったり….

 

そんなことがあったら、保護者の方々も混乱し、戸惑ってしまいますよね。

 

私は、こういった事態を絶対に避けたい。

 

指導者として信頼して、我が子をお任せいただく存在となるためには、その場しのぎの、ほんわかした「場当たり的な対応」では絶対ダメだし、根拠のない楽観的な見通しも避けなければなりません。

 

アイデアは、一人一人の成長と未来を照らす「教育の一助」です。

 

fairy wish creationの発表会は、発表会の企画を「イベント」としてのお祭り的な雰囲気を盛り上げる「仕掛け」として打ち出す一方で、その背景に教育的要素をも組み込んでいることに大きな特徴があります。

 

✅挑戦が自然と喜びに変わる構成

 

✅演奏者が自分を信頼できる流れ

 

✅保護者の方々が安心して背中を押せる空気

 

✅来年の姿がそっと想像できるような導線

 

こうした視点で、磨かれたアイデアだけを「厳選して採用」します。

 

これは、普段のレッスンで

 

一人ひとりの成長曲線や変化の兆しを細やかに見続けているからこそできること。

 

そう

 

“日常の積み重ね”が、企画の質を底から支えているのです。

 

 

だからこそ、その積み重ねが

 

 

「毎年、確実に進化している発表会」

 

 

との評価をいただける、最大の理由であると私は考えます。

 

進化は偶然ではなく、必然。

 

発表会とは、感性だけで作るものでも、勢いだけで走り抜けるものでもありません。

 

情熱× 計画性 × 経験

 

この3つが揃ったとき、子どもたちの力は最大限に引き出されると私は信じています。

 

シンガポールで培ってきた、日本人ピアノ講師最長の指導経験

 

そして、シンガポールで最初に出張ピアノ教室をはじめた、業界のパイオニアとして積み重ねてきた実績が、私の企画力と計画力の“土台”になっています。

 

だから、発表会は毎年確実に進化していく。

 

それは、偶然ではなく、必然なのです。

 

◆最後に◆

 

今日もまた、次の発表会の企画が、則子先生の中で静かに育まれています。

 

一人一人の未来に、もうひとつの新たな光を灯すために

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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