こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、ピアノ中級者向けの内容です。
ピアノを始めたばかりのころは、曲の始めから終わりまで5本の指を「ドレミファソ」の鍵盤に固定したまま、その中で収まる曲を弾きますが
やがて上達してくると、より広い音域を使うために指を移動させながら演奏をするようになります。
そこで必要となるのが「指くぐり」というテクニックです。
実はこれ、ひとつの難関だったりするんですよね。
どうも音がつっかかってきれいに先へ進めない。
ひそかにこんなお悩みを抱えているピアノ学習者が多いようです。問題は、ほぼ100%
指の形
導入期に基礎をしっかりと教えてもらわなかった「ツケ」がまわってきたというわけです。
「いいよ、いいよ」で先に進めてしまうと、そのときはHappyでも、必ずいつか壁にぶち当たります。弾いている本人が、そのことを一番よく分かりますので辛いです。だからピアノ自体がイヤになったりもします。
実際、他のお教室から移られてきた生徒さんの指導をするときに指くぐりに問題があることが多々あるのですが、フォームを改善すると、見違えるように上手になるんですよ✨
指くぐりって何?
という方は、ぜひ今日の動画をご覧ください。
演奏しているのは、当ピアノ教室でピアノを習い始めて3年目の小学4年生のNちゃんです。
難易度の高い広い音域のアルペジオが、とてもきれいな音で正確に弾けるようになりました。
美しいフォームにもご注目くださいね。
上達の秘訣は、日々のたゆまぬ練習はもちろんですが
素直
なこと。
教わったことを素直に実行する
「先生に言われたからやる」ではないんですね。
この違い、みなさんに分かりますか?
ポイントは、習ったことを能動的に自分のものとして吸収していくかいかないかの意識の差です。
これってピアノに限らず何でも一緒ですよね😊
コツコツと積み上げて、粘り強く努力を重ねて、ようやくここまで弾けるようになりました。
ピアノを継続していくことは決して簡単なことではありません。
だからこそ価値があります。
おうちの方の精神的サポートも素晴らしいです。
美しい指のフォームは、Nちゃんの音楽的財産のひとつです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針