「フジコ・ヘミングの時間」を観てきました@シネスイッチ銀座。

こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。

 

 

偶然、現在上映中だということがわかり、ピアニスト、故フジコ・ヘミングさんのドキュメンタリー映画を観てきました。

 

 

 

 

 

ネタバレになってしまいますが、最も感銘を受けたのは

 

 

「ギリギリのところで弾いているから自分を飾ったり取り繕う余裕なんてない」

 

 

「ピアノの音色には人間性がそのままでる」

 

 

「間違いがあるとかないとか、そんなことじゃない」

 

 

「だから私は自分の演奏に自信がある」

 

 

「聴く人がきけばわかる」

 

 

という言葉です。

 

 

 

 

 

フジコ・ヘミングさんといえば、リストのラ、カンパネラが有名ですが

 

 

私は、エンドロールのドビュッシーの「月の光」の繊細な音色が心に深く響きました。

 

 

繊細に、大切に、一つ一つの音を慈しんでいる

 

 

だけど余分な、わざとらしい「タメ」などはなく

 

 

どちからというとサラッとした演奏

 

 

でも

 

 

だからこそ…

 

 

嘘がないことがわかる

 

 

さり気なさがグッと刺さるんですよね。

 

 

魂で弾いている

 

 

まさにそんな言葉がピッタリの渾身の演奏でした。

 

 

 

 

 

余談ですが

 

 

銀座という場所柄なのか、映画館の客席を埋めていたのは歳上の女性たちが中心でしたが

 

 

気になったのが、公衆マナー。

 

 

近日上映のフィルムが始まっても全く意に関せず、大きな声でおしゃべりをやめないお隣さんに閉口でした。

 

 

思い余って注意しても、悪びれるでもなく恥じらいもなくて

 

 

思わず唖然としてしまいました。

 

 

あぁ…私も気をつけなきゃ😆

 

 

◆おまけ◆

 

 

【銀ブラ】の途中で、【仲間】を発見✨