こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の塚越則子です。
先日、当ピアノ教室の生徒さんのお母さまの1人から、発表会に関して信じがたいお話を伺い、気持ちがざわついてしまった則子先生です。
本題に入る前に、ちょっとだけ補足説明をさせてください。
今年、2025年は、例年と全く状況が違い、シンガポールで「ピアノの先生」をしている方々は、発表会を開催するために、とても大変な苦労を強いられています。改装工事の影響で
日本人会のホールの予約ができない
からです。
「お友だちのピアノの発表会、なんかすごく大変だったみたいです」
そんなお話を、生徒さんのお母さまから伺いました。
「ピアノの調律が、ガタガタだったみたいで」
😱
「”結構ピアノが弾ける”お父さまが、見かねて途中で “ピアノの調律、ひどくないですか?”」
と、先生にお声をかけたのだそうです。
よっぽどのことだったのでしょう。
すると先生は
「ですよね〜」
「でも調律すると〇〇〇ドルかかっちゃうんですよね〜」
と、お返事されたとのこと。
😳
だから、仕方なく「我慢した」「妥協した」….だから
ご容赦ください
ということなのでしょう、おそらく…
んー
んー
私、それを聞いて、ちょっとひっかかってしまったんです。
そもそもピッチがずれていたら、先生ご本人が
気持ち悪くてたまらなかった
はず。だから
演奏を聴いていられなかったはず。ご指摘を受ける以前に…
さらなる疑問も…
何も言われなければ、そのまま調律に言及せず、会を続行したのでしょうか?
んー
プロ、ですよね?????
思わず絶句してしまいました。
今年は、日本人会のホールが使えない影響で、シンガポールでピアノを教えている日本人のみなさんは、どなたも会場探しに頭を悩ませているらしく、私のもとには、この件の他にも、さまざまな情報があちこちから入ってきており
そこからは、みなさん、会場探しに、ことのほか頭を抱えている様子が浮かび上がってきます。
シンガポールには日本みたいな区や市のホールはありません。
シンガポールで手頃なサイズで、手が届く価格で (ここが一番のネックかも) コンディションの整ったグランドピアノを設置している会場を探すのは至難の業なのです。
そんなお話をすると
じゃあ、肝心のfairy wish creation はどうなの?
則子先生ご自身は大丈夫なのですか?
と心配してくださる方がおられるかも知れませんが
どうぞ、ご安心くださいませ💖
第29回目となる、当ピアノ教室の2025年の発表会は、例年よりご来場者数を絞り
日本人会ホールに設置してあるコンサートグランドピアノよりもグレードの高い
YAMAHAが誇る、最高位のフルコンサートグランド
が設置してあるオーディトリウムにて、ご招待客のみ限定の発表会を開催いたします。もちろん
調律もバッチリです👍
楽器の調律が整っていなければ音楽が成立しませんので、きちんと事前に確認済みです。
ちなみに
当ピアノ教室が今年発表会を開催するオーディトリウムは、一般への貸し出しをしていません。(個人教室のピアノ講師を含む)
則子先生は、シンガポールの日本人ピアノ講師でただ1人のYAMAHA公認講師ですので、特別に、このフルコンを発表会で使わせていただけることになりました。
演奏する人にとって、楽器の音質は命です。
ステージでは、一生懸命に積み重ねてきた、日頃の練習の成果を、最高の音で響かせてあげたい。
その願いが叶うのかどうかで、発表会の価値は大きく変わります。
保護者の皆さまも、きっと同じお気持ちなのではないでしょうか。
〜わが子がスポットライトを浴びる瞬間〜
きらきらした瞳で鍵盤に向かう姿を、少しでも良い環境で残してあげたいと願うのは、ごく自然なことです。
だからこそ、ピアノそのものの状態にまで細やかに気を配ることは、則子先生にとっては当たり前であり、譲れない部分でもあります。
ピアノの調律も、会場の環境も、すべて「生徒さんたちのため」。
当ピアノ教室の発表会は、単なる「イベントの開催」ではありません。
生徒さん一人ひとりが、演奏を通じて成長を披露し、自分らしさを輝かせるための、年に一度の祭典。
だからこそ、私はプロとして
環境を整えることへの手間や必要な経費を惜しみたくありません。
そして、その瞬間を共に見守るご家族の皆さまや親しい方々の心にも、確かな喜びと誇りを残していただきたい。
そのために、今年も最善を尽くして入念に準備を進めています。
日々、子どもたちを支え、レッスンを見守ってくださる保護者の皆さまのお力添えがあってこそ、今年も発表会が実現できます。
毎週のレッスンで積み重ねてきた時間が、ひとつのかけがえのない瞬間へとつながっていく
その過程を共に歩ませていただけることに心から感謝しています。
2025年の発表会が、格別な思い出となって、一人一人の胸に刻まれますように✨
いつも細やかなご配慮を賜り、本当にありがとうございます。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。