こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は発表会についてのお話。
当ピアノ教室では現在、12月1日に、第28回発表会を控えて準備が着々と進んでおり、生徒さんたちの練習も最終段階に入っています。
今週末は、昨年につづき、今年も日本からスペシャルゲストとして参加し、発表会に華を添えてくださる
NoA Project の明美先生
とのzoomミーティングもありますよ。
則子先生とのデュオ演奏には、すでにリクエストもいただいております✨
当日の流れ次第で演奏する曲目や曲数をフレキシブルに変化させていくため、入念な打ち合わせをしなくては…
サプライズ企画もありますしね。
あぁ、ワクワク、ドキドキが止まりません😆
さて、以前、この公式ブログで、こんなお話をしました。
当ピアノ教室の発表会の目的は、単に
大勢の前で自分の演奏を披露する
といった、使い古された、ありきたりの内容ではありません。
そう。
フォーカスしているのは、もっと先の次元。
目指しているのは、より高い場所なのです。
今どきのご両親たちが、ピアノを習うことで最終的に子どもに身につけてほしいと願っている能力とは一体何でしょうか。
当ピアノ教室のレッスンの現場では常に、この視点を大切にしながら一人一人の生徒さんと接しており、最新の音楽教育事情に関しての情報を集めたり、学びの機会があれば積極的に参加する努力をしてます。
みなさんよくご存じのように、いくらピアノが上手に弾けたとしても、音大を出ても
だから何?????
となってしまう可能性が、これからは大いにあるんですよね。
いますでにそのような流れは加速しており、昭和の頃のように「一芸に秀でていれば一生食べていける」と言われた時代は、もうとっくに終わっているのですが
知らぬは自分ばかり…
今も昔の価値観に縛られたまま、時代に取り残されて、思考停止に陥っている人たちがいます。(実は私たちの世界の人たちの中にも)
これからの時代を生き抜いていくのに欠かせない能力。
当ピアノ教室の発表会だからこそ身につく力。
今日はそのうちのひとつについて、違う角度から、さらに深く斬り込んで書き進めていきたいと思います。
興味のある方は、どうぞお付き合いください😊
先日「プレゼンテーションとは」という内容の記事を興味深く読みました。
かねてから私は、ヤマハでデモンストレーターとして、国内外で活動していたこともあり、「演奏もプレゼンテーションとかなりの共通点がある」と感じていたからです。
まず印象に残ったのは「発表とプレゼンテーションは違う」ということ。
発表は一方通行で、対象者は不定。自分の言いたいことを伝えるアナウンスなのだそうです。
それに対して
プレゼンテーションは、なぜプレゼンするのか…という目的がある。
対象者も決まっています。そのために計画的に情報を集め、見やすい資料を作り、入念に練習をしてプレゼンに臨みます。
聞いてくれる人の立場を考え、どのように伝えれば相手が喜んでくれるのかも考えなくてはなりません。
プレゼン側も聞く側もお互いがウィンウィンの関係になることが理想。
そのためには、解りやすく、楽しく、自分の提案(考え)を伝えることが前提になります。そして聞く側が、そのプレゼンに対して興味、共感を示したら大成功。
では実際のブレゼンでは、どのような話し方をすれば良いのでしょう。
💎話し声に抑揚をつけること
💎テンポよく話す
💎重要なところはゆっくりにするなど表情をつける。
💎一文は短かめに
ダラダラとした話し方はしないこと。そして
自分を信じてテキパキと話すこと
などがポイントなのだそうです。
なるほど….私の想像した通りピアノ演奏と全く同じでした。
これからの子ども達にとってプレゼンテーション能力は極めて重要です。現に、ビジネスパーソンとして第一線でご活躍されている保護者の方々は、プレゼンの重要性を既に身近に感じながら日々過ごしていらっしゃることでしょう。
社会に出てから訓練するのでは間に合いません。
欧米やシンガポールを含むアジア諸国では、学校の授業にプレゼンテーションのカリキュラムが、かなり前から組まれており、教育のシステムがすでに定着しているからです。
その点日本は出遅れていますが、少しずつ改革がなされており、これからますます注目される科目になることは必至です。
当ピアノ教室の発表会は、プレゼン力を養う絶好のチャンスです。
発表会で演奏する大曲に挑む中で、自分の演奏が、どうしたら観客の方々に伝わり受け入れてもらえるか、楽しんで貰えるかを意識しながら創意工夫を重ね演奏力、表現力を磨いていく
それがプレゼンテーション能力を育てることに繋がります。
当ピアノ教室のレッスンは、ピアノの技術を習得していく過程で、幼い子どものうちから将来を見据え、グローバル社会を迎えた、この現代で、たくましく生き抜いていく力を育てることに常に注力した独自のアプローチ法で
講師の長年の経験を活かし、ピアノを奏でることで一人一人の魅力を、より輝かせ、強みを増やしていきます。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針