ヒナたちが無事飛び立ちました!

日常と音楽と私 最新記事

こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

 

 

昨日の出張レッスンは、大人レッスン生Sさんのレッスンからのスタートでした。

 

 

 

 

Sさんのお住まいは私の自宅からタクシーで10分もかからない距離にある瀟洒な新興住宅地です。

 

 

 

 

 

 

※現在、木曜日の出張レッスンはイースト地区から始まり、ノベナを周り、ハーバーフロント、マリーマベイへと移動するルートです。

 

 

 

 

 

私の住んでいるPunggol を含め、Sさんがお住まいのPasir Risは、空港からも近く、大型ショッピングセンターが充実していて生活に便利な一方で、保護区として、手つかずの自然をそのまま残している、のどかな環境ということもあり、エアライン関係のお仕事をされている方々が好んで居を構えることでも知られています。

 

 

 

 

 

Sさんのご主人さま(シンガポール人)も、かつてSQのクルーとしてご活躍され、シンガポールの発展に貢献されてきたお一人。

 

 

 

 

 

引退後の現在は悠々自適の暮らしを愉しんでおられます。

 

 

 

 

 

さて、以前からお伝えしているように、Sさんのお宅のベランダでは、1か月ほど前からカノコバト(鹿の子鳩)が巣を作り、子育てをしていましたが

 

 

 

 

レッスン先で出会った癒し♡

 

 

【続報】無事に誕生しました!

 

 

 

 

昨日の朝はやく、2羽のヒナ達は無事に巣を旅立っていったようです。

 

 

 

 

 

Sさんが、ヒナが飛び立つ瞬間をとらえた動画をいち早く共有してくださったので、昨日は1日空模様を気にしながらの移動でした。

 

 

 

 

 

夕方、私は再び雨の直撃を受けてしまいましたが、ヒナたちはちゃんと濡れずに避難できたかな…

 

 

 

 

 

(いただいた動画は、Sさんと、2歳半のお孫ちゃんの会話も入っているので、ご紹介は控えさせていただきますね。)

 

 

 

 

 

迷って迷って迷って

 

 

 

 

 

意を決したように大空に向かって羽ばたいていったヒナ。

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に親鳥たちと合流できたでしょうか。

 

 

 

 

 

ハトは通常、地面に近いところに巣を作る習性だそうですが、Sさんが住んでおられるのは12階です。

 

 

 

 

 

 

飛び立つ前、かなり長い間、ベランダのふちで、しばらく考えあぐねているかのように佇んでいたヒナを見て、この2年余りのコロナ禍での私たちの急激な生活環境の変化に思いを馳せ

 

 

 

 

 

◆生き延びていくためには、古い常識やプライドにとらわれずに、目の前の変化を受け入れ、新しい物事に順応していく勇気と柔軟さ、賢さが必要

 

 

 

 

◆成功するかどうかなんて誰にもわからないけれど、考えてばかりいても前に進む行動を起こさなけば何も始まらない、何もつかめない。

 

 

 

 

 

そんな言葉が頭に思い浮かんだ、則子せんせーです。

 

 

 

 

 

 

Sさんのレッスンに伺い、真っ先に空っぽになった巣を確かめさせていただき、ベランダに立って下を眺めてみました。

 

 

 

 

 

生まれもった本能で飛ぶとはいえ、初めての飛行は

 

 

 

 

どんなにこわかったことでしょう

 

 

 

 

どんなに不安だったことでしょう

 

 

 

 

飛ぶのは練習なしの本番一発勝負ですよ。みなさん、想像してみてください。

 

 

 

 

まさに飛び立つ直前!

 

 

 

 

 

当然、完璧になんて無理です。だけどもう

 

 

 

 

やるしかない!

 

 

 

 

のです。

 

 

 

 

失敗する怖さから逃げようと、狭いベランダの世界の中で、親鳥が運んでくるエサだけを食べて、一生を終えることなどできないのですから。

 

 

 

 

 

 

コロナのずっと前から、チャンギ空港に1人で降り立ち「ここでピアノとともに生きよう」と決心した、あの夜から、いいえ、幼い頃、大勢の人の前で演奏する直前の舞台の袖で…..

 

 

 

 

 

 

何度も何度も、そんな瀬戸際の気分を味わうたびに、不安な気持ちと折り合いをつけながら克服して、前に進んできたなぁと、自分自身の音楽史がヒナの姿とダブって、思わず目のフチが熱くなりました。

 

 

 

 

 

どんな人でも完璧ではありません。

 

 

 

 

弘法こうぼうさまでさえ間違った字を書くことはあります。完璧を求めてばかりいると、少なくとも3人を疲れさせます。それは

 

 

 

 

 

「自分」と「相手」と「周りにいる人」

 

 

 

 

 

自分に対して”絶対に間違えないようにしよう”と頑なになればなるほど緊張して、余裕がなくなります。

 

 

 

 

 

相手に対しても完璧を求め始めると、ささいなミスさえもいらいらして、全てが許せなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

いらいらしているあなたを見ている周りの人も巻き込まれて不快な気分になってしまいます。

 

 

 

 

 

完璧を求めると、自分だけでなく、その他の人たちに対しても、いらいらをき散らしてしまうのですね。大切なことは

 

 

 

 

 

「誰でも間違えることはある」

 

 

 

 

 

と、おおらかに構えること。

 

 

 

 

 

間違えてもいいんです。

 

 

 

 

 

人間は、もともと、そういうふうにできています。

 

 

 

 

 

子どもだけでなく、大人も同じ。

 

 

 

 

 

 

どんな人でも、間違えることはあるのです。間違えるからこそ、そこから学び、成長することができるのです。

 

 

 

 

 

 

誰しも、何事も完璧になどできません。なぜかというと、それは単なる

 

 

 

 

 

主観

 

 

 

 

 

に過ぎないから。自分は完璧だと胸を張ってみたところで、指摘はされないまでも、他の人から見たら完璧とは程遠いということは、世間ではよくあることです。

 

 

 

 

 

だから謙虚さが大切です。

 

 

 

 

だから寛容さが大切です。

 

 

 

 

だから余裕が大切です。

 

 

 

 

 

相手に対してだけではなく、自分に対しても。

 

 

 

 

 

いらいらしていたら、何事もうまくいきませんよね。

 

 

 

 

 

それにしても深いですね、鳥!

 

 

 

 

 

昨日もそんな話題で、しばし盛り上がったSさんと私です。

 

 

 

 

 

鳥さーん、聞こえますか?

 

 

 

 

 

Sさんのピアノの音色が恋しくなったら、いつでもまた戻ってきてください、待ってるね♬

 

 

 

 

 

リャンコートがなくなった、この景色に、まだ慣れることができず、通り過ぎるたびに、目の奥に残る残像を確かめてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。
 
 

 

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
 
 

 

 
プロフィール
 
 

当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 

 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 

 

 

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