「指示待ち」の大人にしないために、ピアノのレッスンでできること

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こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

令和時代の新入社員について語られるとき、

 

「指示されないと動けない」
「何をすればいいのか、自分で考えられない」
「次に何をするべきか、誰かに聞かないと動けない」

 

そんな姿勢が課題として挙げられることがあります。いわゆる、

 

指示待ち

 

と呼ばれる状態です。

 

私は、これを社会人になってから発生する問題だとは思っていません。

 

自分で考えて、自分から動く力は、
子どもの頃から少しずつ育てていくものだからです。

 

そして、その力を育てる場として、
ピアノのレッスンには大きな可能性があると考えます。

 

ピアノのレッスンを、

 

「先生の言う通りに弾く時間」

 

だけで終わらせない。

 

ここが大切です。

 

「ここを弾いてください」

「ここを練習してください」

「もう一度弾きましょう」

 

先生から言われたことを、その通りにこなす。

 

もちろん、必要なことです。

 

けれど、それだけでは、いつまでも

 

「先生に言われたからやる」

 

という状態から抜け出せません。

 

当ピアノ教室で育てたいのは、

 

「言われるまで待つ子」ではなく、

「自分で考えて動ける子」

です。

 

そのために、レッスンでは小さな「自力」を積み重ねていきます。たとえば、

 

✅自分の演奏を自分で聴く。

 

✅音が違う。

 

✅リズムがおかしい。

 

✅音が弱い。

 

✅強弱がついていない。

 

✅フレーズが切れている。

 

✅指が動いていない。

 

私が全部指摘して、全部教えてしまうことは簡単です。

 

でも、それでは「先生に教えてもらわないと分からない」状態がずっと続きます。

 

だから、

 

「今、自分はどう弾いている?」

 

と、自分の演奏に意識を向ける。

 

自分で気づく。

 

そこから、修正する。

 

指導の現場では、この力をつけていく工夫をしています。

 

「弾けない」という時も同じです。

 

どうして弾けないのか。

 

✅練習が足りないのか。

✅指使いが原因なのか。

✅音を正確に覚えていないのか。

✅リズムが曖昧なのか。

✅手の準備ができていないのか。

 

ただ何度も繰り返すのではなく、
原因を考える。

 

そして、方法を変えてみる。

 

これも立派な「自力」です。

 

もちろん、最初から子どもに全てを任せるわけではありません。

 

年齢や発達、経験に応じて、必要なことは教えます。

 

けれど、教え続けることが目的ではありません。

 

教えたことを、いつか自分で使えるようにする。

 

そこまでが、私の仕事です。

 

そして、これはレッスンが始まる前から始まっています。

 

出張レッスンでは、
私がご自宅に伺います。その時、

 

鉛筆を取る。

楽譜を出す。

楽譜を開く。

椅子の位置を調整する。

 

こうしたことまで親御さんが先回りしてしまえば、

子どもは「先生が来たら、誰かが準備してくれる」という環境に慣れてしまいます。

 

もちろん、小さなお子さんには手助けが必要なこともあります。

 

でも、できることまで大人がやってしまわない。

 

自分でできることは、自分でやる。

 

その小さな積み重ねが、
やがてピアノの練習にもつながっていきます。

 

間違えた時も同じです。すぐに、

 

「違うよ」
「そこじゃないよ」
「もう一回」

 

と答えを渡してしまうのではなく、

少し待つ。

 

「あ、間違えた」

 

と、自分で気づくかもしれません。

 

気づいたら、自分で直してみる。

 

その経験が必要なのです。

 

私は、ピアノを教える時、

「この曲が弾けるようになった」

 

だけを見ているわけではありません。

 

✅自分で考えられるようになったか。

 

✅自分で気づけるようになったか。

 

✅自分で修正できるようになったか。

 

✅自分から動けるようになったか。

 

見ているのは、その先です。

 

ピアノの練習は、一人で向き合う時間が長いものです。

 

レッスン中、則子先生は一緒にいます。

 

でも、毎日の練習に、則子先生はいません。

 

だからこそ、

 

自分で考える。
自分で試す。
自分で気づく。
自分で直す。

 

この力が必要になります。

 

これは、ピアノだけのための力ではありません。

 

学校でも、仕事でも、
その先の人生でも必要になる力です。

 

親御さんにも、できることがあります。

 

何でも先回りしない。

子どもが考える前に、大人が答えを出さない。

 

「どうしたらいいと思う?」

 

と、一度子どもに返してみる。

 

放っておくことと、自分で考える時間を与えることは違います。そして

 

自立とは、何でも一人でやらせることではありません。

 

必要な時には支えながら、
少しずつ「自分でできること」を増やしていくことです。

 

私は、ピアノのレッスンを通して、
そんな力も育てていきたいと思っています。

 

「先生に言われたからやる」

 

から、

 

「自分で考えて、やってみる」へ。

 

その小さな変化の積み重ねが、
やがて大きな力になります。

 

fairy wish creationが育てているのは、自立する心。

 

この先も、自分の力で考え、
自分の力で弾き、
自分の力で進んでいける子を育てます。

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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